ヘルプ > 毎日新聞紙面検索
毎日新聞の創刊号から1999年までの紙面イメージを日付検索できます。創刊の1872年(明治5)はまだ太陰暦の時代で、当時の紙面には太陰暦、太陽暦が併記されている貴重な紙面です。創刊以来1号の欠号もなく収録されています。
創刊号から1988年まではPDFで、1989年〜1999年まではFLASH形式での閲覧が可能です(FLASHの期間は、電子縮刷版と連動しています)。
1872年(明治5)3月29日〜1999年(平成11)12月31日:東京日日新聞〜毎日新聞東京本社最終版
1876年(明治9)2月20日〜1942年(昭和17)12月31日:大阪日報〜大阪毎日新聞
収録されている過去紙面データ(PDF・FLASHとも)は、マイクロフィルムをもとに電子化しています。紙面下部に記載されている数字は、マイクロフィルムの管理番号です。貴図書館で毎日新聞のマイクロフィルム(東京本社版、大阪本社版)を所蔵されている場合には、同数字は一致します。毎日新聞本紙のページ数ではありませんのでご注意ください。
なおマイクロフィルムの製作は創刊号から1963年まで一括で製作され、その後1カ月単位で製作しています。マイクロフィルムの管理番号は1964年4月から付与されており、それ以前の紙面には記載されていません。また、1964年4月以降でもまれにナンバリングされていない紙面もあります。
毎日新聞本紙のマイクロフィルム(東京日日〜毎日新聞東京最終版)は、創刊から今日まで1日の欠号もありません。これはマイクロフィルム作成時に、全国の図書館や専門機関等からの協力を得て、すべての欠号を収録できたためです。その文化的価値が認められて、第18回毎日出版文化賞特別賞を受賞しています。なお、大阪日報、大阪毎日新聞には欠号があります。
創刊(1872(明5)年2月21日)から同年末までの発行日付は太陰暦でした。改暦の太政官布告(11月9日)により翌明治6年から太陽暦になりました。創刊日の2月21日を太陽暦に換算すると3月29日になります。
旧暦対照表を別に掲載していますので、同年を検索する場合には参考にしてください。
明治期には、官報、株価、市況、図録、地図、広告、各種資料など、「付録」という紙面がありました。毎索では、これらは「別刷」として収録しています。
1965(昭40)年1月から日曜特集が日曜版に改題されますが、本紙の一部として通番のページを付したものと、本紙と別立てで1からページ番号を付したものがあります。デジタル化においては、前者を「本紙」として、後者を「別刷」として収録しています。
東京日日新聞は1876(明9)年3月2日、日本の新聞で初めて別配達の「号外(紙面上は付録)」を発行しました。それ以前の号外は、本紙印刷後に入ったニュースを小さな紙に刷って本紙に貼り付けたものでした(いわゆる「貼付号外」)。過去紙面データベースでは、紙面に「号外」または「号外付録」と明記されているもののみ「号外」として収録し、いわゆる貼付号外は「別刷」として収録しています。
なお、号外には一部欠号が存在します。
東京日日新聞、大阪毎日新聞、題号統一後の毎日新聞には、第2朝刊、第2夕刊を発行した時期がありました。第2朝刊とは通常の朝刊の後に発行された朝刊で、題字の下に「第二朝刊」等と記されています。第2夕刊も通常の夕刊の後に発行された夕刊で、題字下に「第二夕刊」等と記されています。それらはそれぞれ朝刊、夕刊として収録しました。ですから、朝刊ないし夕刊が、1日に2回発行された日が存在します。
1885(明18)年元日から同年末まで、午後版を発行しています。これは現在の夕刊に相当します。それにともない通常の朝刊を午前版といいました。これらは、それぞれ朝刊、夕刊として収録しています。
日中戦争にともない、1937(昭12)年9月16日から同年末まで、朝刊と夕刊の間に正午版を出しています。これは第2朝刊の位置付けで発行されたものなので、朝刊として収録しています。
東京日日新聞は、1923(大12)年9月19日から夕刊を発行しました。本紙を12ページに拡大し、うち4ページを夕刊として前日夕刻に配達しました。ですから夕刊の日付は翌日朝刊と同じでした。発行日と日付が一致するのは1943(昭18)年10月11日からです。
戦時中の新聞用紙統制により、1944(昭19)年3月6日付から夕刊発行が休止されました。これは1951(昭26)年10月1日の復刊前日まで続きました。
東京日日新聞にも大阪毎日新聞にも、ページ番号のふり方にイレギュラーなものが散見されます。たとえば、当初の夕刊は翌日朝刊の一部だったため、翌日朝刊と合わせて連番のページが印字されていました。デジタル化では、連番のページをそのまま書誌データにしています。
また、大阪日報には、ページ番号が1年間の通番になっている時期がありました。しかし、これをそのままデジタル化すると1日のページ建てが分からなくなるので、日を改めるごとに1ページからカウントしました。そのため、書誌データと紙面上のページ番号が異なります。
毎日新聞の号数は、東京本社版は東京日日新聞創刊号から通号として継続されていますが、大阪本社版は、日本立憲政党新聞で一度ふり直され現在にいたっています。
別刷りなどでは、2頁分が横向きになって1頁の紙面イメージとなって収録されている場合があります。これは、紙面データのもととなっているマイクロフィルムが同様の収録形態になっているためで、毎索ではそのまま収録しています。
本社で保存、あるいは全国から寄贈された紙面の保存状態などにより、マイクロフィルムとして収録された紙面は必ずしもすべて鮮明なものとは限りません。
明治初期の紙面には、発行日や号数、ページ番号の誤植が少なからず見られます。たとえば第3号と第4号の日付が同じですが、これは第3号の日付を1日多く印字したためです。また、1872(明5)年7月7日から同月28日までの西暦表示は1日だけ少なく印字されています。号数とページ番号の誤植も同様に見つかりました。
日付、ページ番号については書誌データを訂正していますので、書誌データと紙面上の日付、ページ番号が異なる場合があります。詳しくは「明治・大正期の誤植」を参考にしてください。
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